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商品・技術情報

深溝玉軸受(ボールベアリング)

写真:ボールベアリング

  1. 特長
    • 単列深溝玉軸受は、転がり軸受の中で最も代表的な形式。
    • 内輪・外輪に設けられた軌道の溝は、転動する玉の半径より、わずかに大きい半径の円弧の横断面をなしている。
    • ボールを介して大きな荷重を受けることができる。
    • 摩擦トルクが小さく、高速回転する箇所や低騒音、低振動が要求される用途に適している。
  2. 用途
    • 電動機、一般産機、自動車など

アンギュラ玉軸受(アンギュラベアリング)

写真:アンギュラボールベアリング

  1. 特長
    • 内輪、玉、外輪の接点を結ぶ直線がラジアル方向に対してある角度(接触角)をもっています。
      この角度は、基本的に3種類の接触角で設計されています。
      この軸受はアキシアル荷重が負荷できますが、接触角をもつため1個では使用できず、対、または組合せで使用しなければなりません。
  2. 用途
    • 建設機械、工作機械など

円錐ころ軸受(テーパーローラーベアリング)

写真:テーパーローラーベアリング

  1. 特長
    • 円すい状のころと軌道輪が線接触をしており、内輪、外輪及びころの円すい頂点が軸受の中心線上の一点に一致するように設計されています。このため、ころは軌道面上を内輪軌道面と外輪軌道面から受ける合成力によって内輪大つばに押しつけられて案内されながら転がります。
    • ラジアル荷重と一方向アキシアル荷重を負荷することができ、接触角が大きいほどアキシアル荷重の負荷能力が大きくなります。
    • 純ラジアル荷重を受ける場合でもアキシアル方向の分力が生じるので、通常二個対向させて使用されます。内輪、外輪が分離するため、それぞれを別個に取り付けることができるので便利です。
  2. 用途
    • 工作機械、自動車用及び鉄道用車軸、圧延機、減速機など

針状ころ軸受(ニードルローラーベアリング)

写真:ニードルローラーベアリング

  1. 特長
    • 針状ころは直径が比較的小さく、長さが直径に比べて長い形状のころを用いた軸受で、断面高さが小さく、他の軸受と比較してスペースの割大きな荷重が負荷できる。
    • 剛性も高く、慣性力が小さいので揺動運動にも適している。
    • 針状ころ軸受を使用することにより機械装置の小型、軽量化が可能になる。 また、薄肉のため滑り軸受から針状ころ軸受に置き換えることが出来る。
  2. 用途
    • 一般機械、自動車、電動機、カーエアコンなど